のし袋について
のし袋の書き方
氏子さんからよく訊かれるのに神社や神主さんへお渡しする熨斗袋の表書きはどう書けばよいか?というのが有ります。 仏事などはよく行儀作法の本等で紹介されていますが、神事はあまり皆さんご存知無いのかも知れません。
1.神社に奉納する場合
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1) お祭りなど式典に参列する場合
- 幣帛料」が正式ですが「玉串料」「初穂料」でもかまいません。 ご神前に奉納しますので必ず式の前に神社へお渡しください。
- 清酒、お米などをご神前お供えするときは「奉献」と表書きします。 お供え物をお金で代える場合は熨斗袋に「神饌料」と表書きします。
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2) 赤ちゃんのお宮参りや諸祈願でご祈祷を受ける場合は
- 「玉串料」または「初穂料」と表書きをし、受付でご祈祷の前にお出しください。本来は幣帛料と同じで神様にお供えするものです
2.地鎮祭など神職さんに出張祈祷をお願いする場合
- 神職への御礼というよりはあくまで神様にお供えするので、上記と同様「玉串料」「初穂料」でかまいません
- お供え物は本来施主が用意しますが、神社側に用意して貰う場合はその代金を「神饌料」と表書きして別に用意します
神葬祭の場合
- 神社での祭礼・ご祈祷等は、神さまに奉げるものなので、「玉串料」初穂料」と表書きしますが、神葬祭の場合、神職の祭典奉仕へのお礼として、「玉串料」「祭祀料」と表書きします。